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最終更新日 2017:04:01    湘南の天気予報   只今の時間    2017年04月28日(金)11時38分

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 ●メダカの一年のくらし
成長しためすは条件がよければ、一年のうち、約150日間もたまごをうみつづけます。1日に30つぶうむとして、4500つぶです。
でも、たまごが親のメダカに食べられたり、稚魚になってからも天敵が多いので、どんどんメダカがふえることはありません。また、水そうで飼うと4〜5年は生きていますが、自然状態では1〜2年の寿命と思われます。では、メダカの1年のくらしを、繁殖期間のこともまじえてふりかえってみましょう。
 メダカの繁殖期は、日照時間と最低水温できまる。
成長したメダカは、太陽のでている昼の時間(日照時間)が13時間以上で、最低水温が15度以上の日がつづくようになると、繁殖期にはいります。
 7℃以下になると水底でじっと動かなくなります。このようにメダカの生活は、季節の移り変わりによる温度よって変化します。
3月中旬ごろに、日照時間が13時間となりますが、水温はまだ10度前後です。4月の中旬にならないと、水温は15度をこしません。だから、繁殖期間4月中旬ごろからはじまることがわかります。いっぽう、10月をすぎると、水温は高いけれど日照時間がたりません。日照時間と最低水温の、どちらか一方でも条件をみたさないと、メダカは産卵をしません。
 田んぼは、陽ざしによって水温か上がりやすく、初春にはメダカにとってくらしやすい場所です。ただ、田んぼは、稲刈りが終わると水がなくなるので。それまでに他の場所に移動しなければ死んでしまいます。
 メダカたちは、冬は小川の深みで休み、春は田んぼで繁殖し、夏から秋にかけては用水に移動するなど、季節的にすみ場所を移動することがあるようです。
 メダカのくらしやすい場所とは、このようにいくつもの環境がつながった場所なのです。
メダカのすむ場所は、季節によって水の量が変化したり、水路が閉ざされてしまったりすることがあります。
●メダカの四季のくらし
春 田植えが終わり、田んぼが水で満たされると、用水路からメダカが集まってくる。
夏 卵を産み、子メダカがたくさん増える。大雨の後、他の場所へ移動するものもいる。
秋 えさを食べ冬に備える。稲刈りが終わると水はかれ、取り残される死んでしまう。
冬 用水路や池の深いところで冬ごもりをする。弱ったものは死んでしまうことが多い。

●メダカが食べるもの
 生き物は、自然界で食べたり、食べられたりする関係のなかでくらしています。メダカは、ワムシやミジンコ、ケイソウやアオミドロなどをえさにします。
 その一方、メダカは、サギやブラックバス、ゲンゴロウなどのえさにもなっています。
 メダカは繁殖力が強く、1年で10倍から100倍以上に増えます。ですから、メダカがくらす水辺は、メダカをえさとする生き物もたくさんくらせる、豊かな自然があることになります。
メダカのエサ
イトミミズ ミジンコワムシ ミジンコ
メダカは、サギやブラックバス、ミズカマキリ、ヤゴ、ゲンゴロウなどのえさにもなっています。
ミズカマキリは、かまの形をした前足で、えものをつかまえます。 ヤゴは、メダカを骨まで、丸ごとたべてしまいます。 ゲンゴロウもヤゴと同じように、丸ごとメダカを食べてしまいます。

●メダカの寿命
 メダカの寿命は1〜2年だと考えられています。しかし、飼育されているものは長生きで、4〜5年は生きます。上手に飼
育すれば繁殖もし、いつまでも楽しむことができます。
 生き物が食べたり、食べられたりする関係や、すみ場所や産卵場所などの全体のかかわりを生態系という。メダカもこのような生態系の中で生きている。
 メダカは視力の良い目で敵を見つけると、まず逃げ、適当な隠れ場所を見つけると、水底に身をひそめます。
12月・1月・2月・水底で冬ごしちゅう。天気のよい日中に、水温があがれば、水面に姿をみせることもある。天敵の水生昆虫たちも・冬ごしちゅうなので、安心して休むことができる。
3月・日中の水温が10〜12度にあがる。メダカが活動しはじめる。夜は、水温7度以下の日もある。水生昆虫たちも活動しはじめる。
4月・上旬になるとえさをよく食べ始める。めすのおなかに卵ができ始める。中旬には、産卵が始まる。
5月・上旬には4分の1ぐらいのめすが産卵。中旬には、稚魚が生まれ、群れをつくりはじめる。
6月・梅雨の季節。田植えがはじまる。水温はそれほどさがらないが、プランクトンの発生が少なくなる。
7月・繁殖がもっともさかんになる。成長しためすのほとんどが、産卵をする。天敵のヤゴが、少なくなる。水中のえさも多い。
8月・群むをつくる稚魚の姿が、よくめだつようになる。2センチメートルくらいの幼魚も多い。
9月・水量が少なくなるところが多い。たんぽで鳥のえじきになるメダカがでるのも、この時期。
10月・まだ水温は高いが、中旬になると、日照時間がたりなくなってくる。まだ、ふ化してくる稚魚はいるが、繁殖期は終わる。
11月・上旬は、冬ごしにそなえてえさをよく食べる。下旬には、水温が10度前後になり、そろそろ越冬に入る。
 12月  1月  2月  3月 一年目
  4月       5月      6月      7月      8月      9月
 10月    11月 
水の底で冬越し
天気のよい日中に、
水温があがれば、
水面に姿をみせる
こともある。
4月・上旬になるとえさをよく食べ始める。めすのおなかに卵ができ始める。中旬には、産卵が始まる。
5月・上旬には4分の1ぐらいのめすが産卵。中旬には、稚魚が生まれ、群れをつくりはじめる。
6月・梅雨の季節。田植えがはじまる。水温はそれほどさがらないが、プランクトンの発生が少なくなる。
7月・繁殖がもっともさかんになる。成長しためすのほとんどが、産卵をする。天敵のヤゴが、少なくなる。水中のえさも多い。
8月・群むをつくる稚魚の姿が、よくめだつようになる。2センチメートルくらいの幼魚も多い。
9月・水量が少なくなるところが多い。たんぽで鳥のえじきになるメダカがでるのも、この時期。
オスとメスの区別がはっきりする。
まだ水温は高
いが、中旬にな
ると、日照時間
がたりなくなっ
くる。まだ、ふ化
してくる稚魚は
いるが、繁殖期
は終わる。
上旬は、冬ご
しにそなえてえさ
をよく食べる。
下旬には、
水温が10
度前後に
なり、そろそろ
越冬に入る。

● せばめられていくメダカのすみか
 いま、みなさんがすんでいる近所に、メダカたちがおよぎ、カエルたちの大合唱のきこえてくるような、そんな小川や水田はのこっていますか。
 このような場所はさまざまな生きものがすみついていて、豊かな自然といえます。そこでは、生きものたちが、食べたり食べられたりしながら、全体のバランスをたもっています。このような関係を食物連鎖といいます。
 池や小川の食物連鎖を基礎でささえているのは、植物プランクトンです。植物プランクトンは、動物ブランクトンに食べられます。動物プランクトンはメダカに食べられ、メダカは水生昆虫や鳥などに食べられます。でも、よわい生きものが、一方的につよい生きものに食べられるわけではありません。メダカなどは、天敵に食べられてへる分をみこして、たくさんたまごをうみます。 また、メダカにとって寄生虫のイカリムシや水生昆虫はおそろしい天敵ですが、これらの天敵がたまごや幼虫のときは、ぎやくにメダカたちに食べられています。
 こうして、全体では、どちらか一方が欠けても、自然界でバランスはくずれてしまいます。
 水田が、自然の一部としてつかわれていたときは、メダカにとって、そこはすみよい場所で、どんどんすみかを広げていきました。
 でも、農業を効率よくおこなうために農薬をたくさんつかったり、水路をコンクリート化するようになってから、メダカをはじめ、多くの生きものが姿をけしています。また、開発で池や沼がうめたてられ、年ねん、生きもののすみかがうばわれています。
 生きものがいなくなった環境が、人間にまつたく影響がないとは、だれもいいきることはできません。
 いつも水がかれることのない流れのゆるやかな小川。メダ力やフナ、ドジョウ、オタマジャクシ、水生昆虫たちが、バランスをたもちながらくらしています。A護岸工事のときに死んでしまったフナ。B三面コンクリートの用水路にかわった小川。生きものたちの姿は、ほとんどみあたりません。
  
●メダカのくらし
 「メダカの学校」群れでのくらし
 メダカは群れをつくってくらす魚です。童謡の「メダカの学校」も、メダカが群れているようすを歌にしたものです。
 生きていくうえで、群れでくらすよさはいくつもあります。えさや天敵をいち早く見つけることができ、敵に襲われたときも、一斉に逃げれば犠牲は少なくなります。また、繁殖もすぐにできます。
 身を守る方法が逃げることしかないメダカが、群れでくらすにはそれだけの理由があります。
そして、よく見える目でいつも自分のまわりを見張っているのです。
 メダカの群れには「ボス」はいません。たまたま先頭を泳ぎ出したものに、他の魚がついていくため群れがつくられるのです。ですから、ときどき先頭も変わります。
 メダカは流れにさからって泳ぐ性質がある。また、他の魚の後を追う性質もあり、群れを作りやすい。

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