リクガメを買うには、
「爬虫類専門店のショップで買う」、
「ホームセンターのショップで買う」
「インターネットショップで買う」、
「アライブ」、「ビッダーズ」等のネットオークションで落札する等が考えられます。
まず、初心者の方には「爬虫類専門店のショップで買う」で購入する事をお奨めします。
もちろん、「ネットショップ」や「ネットオークション」で購入するのがいけない事ではありません。「ネットショップ」や「ネットオークション」はリクガメの価格が低く魅力的ですが、通販と同様で宅配等で自宅に送られて来る事がほとんどだと思います。やはり、リクガメも生き物ですので、配達途中で脱水を起こしたり、時期的に厳しいと低体温症や、熱中症を起こすかも知れませんし、そこまで行かなくてもかなりのストレスを与えてしまいます。ひと目は元気そうでも、リクガメは病気を隠す生き物です。内臓疾患等、目には見えない病気になるかも知れません。ですから、初心者に限らずできるだけ、宅配での購入はやめたほうが良いと思います。
「ネットオークション」では、落札してしまえば基本的に取り消しはできず、個体がよほど調子が悪いか、死亡していなければ、購入しなければなりません。
写真では見られなかったような不具合等もあるかも知れません。
それらのリスクを覚悟した上で、購入するのであれば価格は安いものが多いので良い買い物ができるかも知れません。
ネットオプションで購入しても、その店へ出かけて引き取りにいった方が良いでしょう。
店舗のあるショップに出向き、実際に目で見て、目はしっかり開いているか、甲羅に異常はないか、持ってみてズッシリ重みがあるか、しっかりもがくか確認します。また可能であれば、店員さんに給餌してもらって食欲があるカメを買うのが無難です。
更に成長線が出ているものがベストです。リクガメは各甲羅の継ぎ目が伸びて、成長していきます。伸び始めは白く、この部分を成長線と言います。腹甲でも見る事ができます。成長線は、成長の目安になります。
子ガメはとても可愛い反面、すごくデリケートなので、飼育に自身のある方以外はなるべく大きな個体を購入した方が良いと思います。
カメを買ってきたら
ペットショップから家に来たばかりの時は2週間〜4週間はそっとしておきましょう。特にベビー(3〜5cm)は、極端に臆病なので気を付けましょう。あと、水は常に綺麗にしておきましょう。なぜかというと、かめは熱帯魚の様にエラ呼吸はしませんが、いつも水槽の水を飲んでます。水が汚れると水を飲まなくなり、脱水症状を起こしたり、皮膚病(カビ)や病気になったりします。病気かな?と思う前に、日光浴、水、ストレスをチェックしましょう。
1 ミドリカメ(みどり‐がめ【緑亀】)
アカミミガメの子亀の通称。美しい緑色を呈する。こうらが緑色をしていれば、それはミドリガメです。日本に多く輸入されるのは、そのうちの一亜種、北米南東部産のミシシッピアカミミガメ。ペットショップなどでミドリガメとして売られている。ミシシッピーアカミミガメが人気なのは。アメリカでペット用として大量繁殖されるようになり、価格が安くなったこと。ミシシッピーアカミミガメの生息地と日本の気候が似ているため、飼育が容易であることが挙げられます。
2 クサガメ(くさ‐がめ【草亀・臭亀】)
イシガメと似ていて、イシガメと同じように淡水の河川・湖沼・水田などに棲む。イシガメは甲羅の背の真ん中に高くなった筋が一本しかなく、クサガメは真ん中と左右に合わせて三本あるので区別できる。全身が暗緑色で、くび回りや甲羅の各甲板の回りに黄色い線がある。年を取った雄は全身がほぼ真っ黒になる。四肢の付け根の臭腺[しゅうせん]から臭い匂いを出すのでクサガメという。雑食性で、ザリガニ・魚・昆虫・ミミズ・巻貝・水草などを食べる。六月から七月に産卵し、一度に4から15個ほどの卵を産む。卵は二ヶ月ほどで孵化する。 イシガメと同様に、愛玩用に輸入されて野生化した他種のカメに追われて減少していることが危惧されている。
ペットショップなどで見かける「ゼニガメ」は、このクサガメにあたります。
3 リクガメ
一生のうちでもほとんど水のなかに入らず、ずっと陸で暮らしているグループがリクガメです。
甲羅(こうら)の背側は褐色で、腹側は黒色をしている。ふ化して間もない子ガメは明るい褐色の甲羅(こうら)を持ち、銭亀[ぜにがめ]と呼ばれる。古来愛玩動物として飼育されることも多い。淡水の河川や湖沼に棲み、水田に水が張られている時期はそこにも棲む。雑食性で、植物・昆虫・ミミズなど多様なものを食べる。秋から春にかけて交尾する。産卵期は六月から七月で、地面に穴を掘って一度に3から10個の卵を産み、卵は二、三ヶ月後に孵化する。 近年、愛玩用に輸入されて野生化したミシシッピーアカミミガメ(通称ミドリガメ)に生息地を追われ、減少していることが危惧されている。
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