湘南の古都鎌倉
2024 年 04 月
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最終更新日 2024:04:01 湘南の天気予報 只今の時間  2024年04月20日(土)02時20分

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リクカメの飼い方
 カメは、ヘビやトカゲと同じ爬虫類です。爬虫類は変温動物で、日光によって体温を上昇させます。
だから、日光浴はとても大切なことです。カメは(爬虫類)は、非常に環境の変化に敏感で、水槽を置く場所を変えたり、物音や、人影があるだけでエサを食べなくなったり元気がなくなることがあります。
 ペットショップから家に来たばかりの時は2週間〜4週間はそっとしておきましょう。特に子ガメ(3〜5cm)は、極端に臆病なので気を付けましょう。あと、水は常に綺麗にしておきましょう。 カメは熱帯魚の様にエラ呼吸はしませんが、いつも水槽の水を飲んでます。水が汚れると水を飲まなくなり、脱水症状を起こしたり、皮膚病(カビ)や病気になったりします。病気かな?と思う前に、日光浴、水、ストレスをチェックしましょう。
 陸ガメの飼育は非常に難しいです。湿度、ゲージの広さなど気を使わなくてはなりません。レフ電球(ヒヨコ電球)、紫外線灯、プレートヒーターなどが必要です。カルシュウムやビタミンを与えても、紫外線に当たらないと、ビタミンDを形成できず、死んでしまいます。(日光浴も必ずさせてください。)あと、電気を付ける時間、消す時間を規則正しくして、個体に朝を夜をハッキリ感じさせて1日のリズムをつけることも大切です。エサは、野菜、果物、野草(タンポポなど)に、市販のビタミン剤を添加して与えてください。陸ガメは、種類によって飼育が違うので、陸ガメの本や、カメのHPを参考にしてください。

飼育に必要な道具
1  ケージ 、衣装ケース                     
リクガメを飼育するケージは水槽、木製ケージ、ガラス製&アクリル製があり、60.、90、120、cm丈夫で使いやすい。上を開放するか網などにして、通気性をよくして使う大きめの個体(ケヅメリクガメ、ヒョウモンガメ)は夏にはベランダでの放し飼い、夏以外は部屋にブロックで囲いを作って放し飼いをしてもよい。幼体は、60cm×45cmの水槽でも飼育可能ですが、リクガメは、本来、かなりの運動量を必要としていますので、できるだけ広めのケージ(衣装ケース、)を用意してあげると良いと思います。
2  ランプ類(ひよこ電球、紫外線灯、スポット球)

 日光の紫外線にはUVA、UVB、UVC等があります。UVAは食欲増進や殺菌作用がある。 UVBはリクガメが日光浴をする事により、カルシウムを腸内に吸収するのに必要なビタミンD3を生成します。日光浴をすると動きや食欲が全然違ってきますので,
屋内で飼育する際には、日光の代わりをするランプ類をセットする必要があります。  紫外線(UVB)を強く照射するランプには、メタルハライド(メタハラ)がある。トルーライト、フルスペクトルランプは、蛍光灯タイプのUVB照射ランプで、ソケットは熱帯魚用の物を流用します。
 スパイラルライトは、名前のようにスパイラル状の簡易UVB放射ライトです。低ワット数なので気軽にセットできます。 1日に8時間程度、点灯させると良いと思います。
 この他に、バスキングするためのスポット球や温度の低い時期に保温するための保温球(ひよこ電球等)が必要です。
 ランプには様々なワット数があるため、何種類か用意しておいた方が良いかも知れません。、

3  温度・湿度計

リクガメが快適に生活できるように温度/湿度のチェックは欠かせません。
飼育するリクガメの種類によって適切な温度/湿度が異なるので事前に調べておいた方が良いと思います。
温度は28℃〜30℃、湿度は60%前後が良いかと思います。

4  ヒーター,サーモスタット
気温の下がる時期に用意します。
フイルムヒーターまたは パネルヒーターは、リクガメの腹甲を暖めるものですが、できるだけ空気を暖めるようにすべきです。
腹部を暖めても、冷たい空気を吸ってしまうとカメの体温が下がってしまいます。
そのために保温球を使用するのですが、季節によっては朝方などかなり冷え込んで追いつかない事もあると思います。様々な工夫が必要です。
エアコンや石油ファンヒーター、石油ストーブを使用するのも良いでしょう。

5 ファンヒーター・防水型パネルヒーター

 ケージノ下等に置いて使う。防水タイプならケージ内にセットしてもOKだが、低温火傷に注意しよう。


6 タイマー
 電源のオンオフを時間によってコントロールします。保温球やホットスポット用ランプなどにサーモスタットに接続してカメに合った環境温度を維持する。 ただし、メタハラなどサーモスタットにつなぐ事のできないものもあります。

7 ファン
 真夏でケージ内が暑くなりすぎるとは、ケージ上部に水槽用の小さなファンをつけると良い。

8 シェルター
 カメが隠れたい時や寝るときなどに入るので、体の2〜3倍程度のゆったりと入れるサイズを選ぶ。神経質なカメや リクガメの精神安定の為やメタハラを使用している場合、強い紫外線から逃れる場所も必要という事で、必ず設置してあげよう。

9 床材
お手入れ 購入
赤玉土
鹿沼土
汚れた部分はこまめに除き、月1回全て交換。ほこりっぽいのが難点 園芸店。
八虫類用床材
八虫類用砂
汚れた部分はこまめに除き、月1回すべて交換 八虫類専門店。
新聞紙 毎日、全て交換。フンや尿でカメが汚れやすい。 家にある。
干草 汚れた部分をこまめに交換。カメが食べても安心。 ペットショップで小動物用に市販されている。農家。
不織布(カーペット) 汚れたら洗って何回も使える。カメが歩きやすい ホームセンターなどで切り売りのものを買う。
家具店。

 
リクガメ用セッテイング 例

 ゲージ内の通気性をよくして、吸水性がある床材を選ぶことで、湿気がこもらないようにセット。ケージ内に温度勾配ができるようにし、カメがスポットライトとその他の場所を移動して、体温調節ができるようにしておく。

<飼育方法・セッテイングは参考例です。基本を理解し、飼育するにはそれぞれのカメの種類に合わせた飼育方法を参考文献、販売店などにお尋ねください。>
陸棲ガメ
セマルハコガメ・モエギハコガメ・ミツユビハコガメ・マレーハコガメ・スペングラーヤマガメ・アカスジヤマガメ・ヒラセガメ等
 森林に近い水辺に棲む陸カメ、陸場が全体の広さの4分の3、水場が4分の1くらいの割合に。湿った陸地を好むが、表面は乾いているのが理想。赤玉土などを床材に使って湿らせ、上に乾いた落ち葉や水ゴケを敷くと、底は湿らせて表面は乾燥させることが可能。 
* 陸場は底が湿り、表面が乾いているようにコントロールする。
* 水盤はカメの体が入る大きさで、甲羅が半分出る深さ。
* ホットスポットは30度、環境温度は昼25度、夜20度に設定。

* フイルムヒーター、防水型パネルヒーターをケージの下または、床にひいて保温する。(24度〜28度)
* シェルター、体の2倍くらいの大きさ。
* 温湿度計、昼25度、夜20度くらい保つ

* スポットライト、昼間に点灯30〜32度くらい
ホルスフィールドリクガメ・ギリシャリクガメ・ヘルマンリクガメ・マルギナータリクガメ・エジプトリクガメ・ソリガメ・ホシガメ・パンケーキリクガメ・ケヅメリクガメ・ヒョウモンガメ・アルダブラゾウガメ・ホウシャガメ
 温帯の乾燥した荒地などに生息する陸カメ。ケージ内の通気性をよくして、吸水性がある床材を選ぶことで、湿気がこもらないようにセット。ケージ内に温度勾配ができるようにし、カメがホットスポットとその他の場所を移動して、体温調節ができるようにする。
* 湿気がこもらないように管理。ケースの上部は開けて通気性を保つ。
* ホットスポットは30〜35度。環境温度は昼25度、夜22度。
* 温湿度計 昼25度 夜22度が目安。
* シェルターを必ず入れる。体の2倍の大きさ。
* フィルムヒーターはシェルターの下半分にかかるように設置
* 床材はカメが食べても安全で歩きやすく、吸水性があるものがベスト、赤玉土、鹿沼土、八虫類床材など。

* 飲み水は、カメが飲む場合は設置します。飲まないときは、設置しなくてもよい
エロンガ−タリクガメ・アカアシガメ・キアシガメ・クモノスガメ・ヒラオリクガメ・べルセオレガメ・ナタールセオレガメ
 熱帯雨林に棲むリクガメ。生息地からもわかるように、寒さと乾燥には弱いので、このポイントに気をつけてケージ環境を整えることが大切です。
全体を陸場にして浅い水入れを設置。水は毎日交換して清潔に保つこと。床材は適度に湿っている状態を維持。温度湿度ともに高いので、エサは入れっぱなしにしないこと。
* 陸場をメインにし、カメの体が入るくらいの浅い水盤をつくる。
* 床材は赤玉土やヤシガラ、落ち葉など湿度を保つものを選ぶ。
* 床材が乾く前に水を補給する。
* ホットスポットは30〜35度、環境温度は昼25度、夜22度
* シェルターを必ず設置、体の2倍の大きさ。
* フィルムヒーターはシェルターの下半分にかかるように置く。
* 温湿度計 昼25度 夜22度が目安。
水棲ガメ
ミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)・ゼニガメ
ミドリガメ・ゼニガメは、夏から秋にかけてたくさん子ガメが、ショップ、屋台(夜店)などに出回ります。元気に育てるため正しい飼育をしよう。

子ガメの時は水深を浅くする必要がある、甲羅が隠れるくらいがいい。30〜45cmの水槽またはプラケースを使い、簡単なセッティングでOK。水深が浅いとろ過装置は入らないので、週2〜3回水をかえて清潔に保とう。
* 紫外線ライトをつけない場合は、ベランダや庭に出して日光浴させる。
* 水深 甲羅がちょうど隠れ、首を伸ばすとと鼻先が水面に出るくらいの水深にする。
* 水温は24〜28度を目安に。

キバラガメ・セイブニシキガメ・アカセスジニシキガメ・アカハラガメ・コンキンナヌマガメ・クジャクガメ・クサガメ・ニホンイシガメ・ミナミイシガメ・キボシイシガメ・ヨーロッパヌマガメ・ハナガメ・ハミルトンガメ・チズガメ・ミシシッピーニオイガメ・トウブドロガメ・シロクチドロガメ・テクタセタカガメ・ニューギニアカブトガメ・ノコヘリマルガメ
カメが成長してきたら、水槽を大きくするとともに飼育グッズもグレードアップ。カメの大きさに合わせて水深を深くしよう。ろ過装置(水作)をとりつけると、水がえの頻度を少なくできるが、週1回は水がえをして水をきれいに保つこと。水場4分の3、陸場4分の1の割合で設置。陸場はホットスポットにして、昼間点灯し、夜間は消灯する。
* カメが乗りやすいように陸場を設置、全体の広さの4分の1くらい
* ホットスポットを陸場に設置昼に点灯(28〜32度)をつくる。
* 水中ヒーターなどを使って、水温を23〜28度に保つ。
* 水質を保つために、エアレーションまたはろ過装置をセットする。 

* 水深は甲羅の3倍くらい
スッポンモドキ・コガシラスッポン
完全水棲ガメ、野生では河川や河口に棲んでいて、産卵期以外は陸に上がりません。よく泳ぐカメなので水のみで深い水深にして飼育。水槽を大きいものにかえるときは、ろ過装置やヒーターもパワーの強いものにする。
* 水槽に水を入れるとかなり重くなるので、置き場所に注意。
* ろ過装置を設置し、水がえは週1回、3分の1ずつが基本。
* 水中ヒーターを設置。1年中約25度を保つようにする。
* 砂利やシェルターはなくてもよいが、あるとカメが潜る。水草で水槽をレイアウトしてもいいです

* スッポンモドキは60cmくらいになり、ケージは120〜180cmの大水槽が必要になるため要注意。
コガシラスッポンなど 最大甲長 115cmになる・

 
モンキヨコクビガメ・ジーベンロックナガクビガメ・カラーグールガメ・ウスグロハコヨコクビガメ・トゲスッポン・フロリダスッポン・マタマタ・ワニガメ・カミツキガメ
スッポンモドキと似た環境で飼育できるマタマタ、、ワニガメ、カミツキガメ、は、完全水棲ガメのセッテイングに、陸場を設ければよい。
各グッズ類の設定は、上述と同じでよい。

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 リクガメは基本的に草食ですが、アルダブラゾウガメやホシガメのように動物性タンパク質を取るものもいます。
幼体は一度にたくさんの餌を食べられないので、何度か分けて与えた方が良いです。餌を食べないと幼体は脱水しやすいので注意が必要です。小松菜、モロヘイヤ、大根葉、ツルムラサキをベースに、桑の葉やキャベツ(蓚酸を含んでいるので少量与えます。)、食欲増進のため、少量のトマトとリクガメフードに炭酸カルシウムを降りかけています。
 ホシガメなどは、野生下で「かぼちゃ」を食べているそうなので蒸したカボチャを与えるのも良いかも知れません。
大切な事は、カルシウムとリンのバランス(比率)です。5:1が理想とされているようです。
また、蓚酸を多く含むものはカルシウムの吸収を妨げる働きをするので与えてはいけません。市販野菜の代表的なものに「ほうれん草」があります。キャベツも蓚酸が多めですが、そればかりを長期間与え続けなければ、問題ないようです。


 アルダブラゾウガメやホシガメは水を良く飲むし、水場を好みます。
湿度を上げる事もできるので、体がつかるくらいの水場を用意した方が良いと思います。
ケヅメリクガメは、家では水を飲まないので水場はセットしてません。
 水は常に綺麗にしておきましょう。カメは熱帯魚の様にエラ呼吸はしませんが、いつも水槽の水を飲んでます。水が汚れると水を飲まなくなり、脱水症状を起こしたり、皮膚病(カビ)や病気になったりします。

温浴
 ケヅメリクガメやヒョウモンガメは乾燥を好みますが、温浴すると水をゴクゴク飲むので時々は温浴や散水した方が良いかも知れません。温浴には、水分補給の他に代謝を上げる事や食欲増進の狙いもあります。

体重測定
 リクガメの健康状態の把握や病気の早期発見、正常な成長の為、甲長と体重を計測します。カメをプラケースなどに入れて体重測定。甲長は背甲の前から後ろまでの正中線上の長さ=甲長を基準とします。グラフで表してみると、成長が一目瞭然です。

動物病院
 いざ、病気になった時に病院を探しても見つかるとは限りません。

日頃から、いざという時の為に探しておく事をお奨めします。
 
冬眠のさせ方
寒い時期(10月後半から11月中旬)になったら土(腐葉土でもいい)を10cm位いれて
外に置きます。常に乾燥しないように霧吹きで湿らせてください。
(種類によってはカメの本を参考にしてください。)

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