陸棲ガメ
セマルハコガメ・モエギハコガメ・ミツユビハコガメ・マレーハコガメ・スペングラーヤマガメ・アカスジヤマガメ・ヒラセガメ等 |
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森林に近い水辺に棲む陸カメ、陸場が全体の広さの4分の3、水場が4分の1くらいの割合に。湿った陸地を好むが、表面は乾いているのが理想。赤玉土などを床材に使って湿らせ、上に乾いた落ち葉や水ゴケを敷くと、底は湿らせて表面は乾燥させることが可能。
* 陸場は底が湿り、表面が乾いているようにコントロールする。
* 水盤はカメの体が入る大きさで、甲羅が半分出る深さ。
* ホットスポットは30度、環境温度は昼25度、夜20度に設定。
* フイルムヒーター、防水型パネルヒーターをケージの下または、床にひいて保温する。(24度〜28度)
* シェルター、体の2倍くらいの大きさ。
* 温湿度計、昼25度、夜20度くらい保つ
* スポットライト、昼間に点灯30〜32度くらい |
ホルスフィールドリクガメ・ギリシャリクガメ・ヘルマンリクガメ・マルギナータリクガメ・エジプトリクガメ・ソリガメ・ホシガメ・パンケーキリクガメ・ケヅメリクガメ・ヒョウモンガメ・アルダブラゾウガメ・ホウシャガメ等 |
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温帯の乾燥した荒地などに生息する陸カメ。ケージ内の通気性をよくして、吸水性がある床材を選ぶことで、湿気がこもらないようにセット。ケージ内に温度勾配ができるようにし、カメがホットスポットとその他の場所を移動して、体温調節ができるようにする。
* 湿気がこもらないように管理。ケースの上部は開けて通気性を保つ。
* ホットスポットは30〜35度。環境温度は昼25度、夜22度。
* 温湿度計 昼25度 夜22度が目安。
* シェルターを必ず入れる。体の2倍の大きさ。
* フィルムヒーターはシェルターの下半分にかかるように設置
* 床材はカメが食べても安全で歩きやすく、吸水性があるものがベスト、赤玉土、鹿沼土、八虫類床材など。
* 飲み水は、カメが飲む場合は設置します。飲まないときは、設置しなくてもよい。 |
エロンガ−タリクガメ・アカアシガメ・キアシガメ・クモノスガメ・ヒラオリクガメ・べルセオレガメ・ナタールセオレガメ等 |
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熱帯雨林に棲むリクガメ。生息地からもわかるように、寒さと乾燥には弱いので、このポイントに気をつけてケージ環境を整えることが大切です。
全体を陸場にして浅い水入れを設置。水は毎日交換して清潔に保つこと。床材は適度に湿っている状態を維持。温度湿度ともに高いので、エサは入れっぱなしにしないこと。
* 陸場をメインにし、カメの体が入るくらいの浅い水盤をつくる。
* 床材は赤玉土やヤシガラ、落ち葉など湿度を保つものを選ぶ。
* 床材が乾く前に水を補給する。
* ホットスポットは30〜35度、環境温度は昼25度、夜22度
* シェルターを必ず設置、体の2倍の大きさ。
* フィルムヒーターはシェルターの下半分にかかるように置く。
* 温湿度計 昼25度 夜22度が目安。
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水棲ガメ
ミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)・ゼニガメ |
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ミドリガメ・ゼニガメは、夏から秋にかけてたくさん子ガメが、ショップ、屋台(夜店)などに出回ります。元気に育てるため正しい飼育をしよう。
子ガメの時は水深を浅くする必要がある、甲羅が隠れるくらいがいい。30〜45cmの水槽またはプラケースを使い、簡単なセッティングでOK。水深が浅いとろ過装置は入らないので、週2〜3回水をかえて清潔に保とう。
* 紫外線ライトをつけない場合は、ベランダや庭に出して日光浴させる。
* 水深 甲羅がちょうど隠れ、首を伸ばすとと鼻先が水面に出るくらいの水深にする。
* 水温は24〜28度を目安に。
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キバラガメ・セイブニシキガメ・アカセスジニシキガメ・アカハラガメ・コンキンナヌマガメ・クジャクガメ・クサガメ・ニホンイシガメ・ミナミイシガメ・キボシイシガメ・ヨーロッパヌマガメ・ハナガメ・ハミルトンガメ・チズガメ・ミシシッピーニオイガメ・トウブドロガメ・シロクチドロガメ・テクタセタカガメ・ニューギニアカブトガメ・ノコヘリマルガメ |
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カメが成長してきたら、水槽を大きくするとともに飼育グッズもグレードアップ。カメの大きさに合わせて水深を深くしよう。ろ過装置(水作)をとりつけると、水がえの頻度を少なくできるが、週1回は水がえをして水をきれいに保つこと。水場4分の3、陸場4分の1の割合で設置。陸場はホットスポットにして、昼間点灯し、夜間は消灯する。
* カメが乗りやすいように陸場を設置、全体の広さの4分の1くらい
* ホットスポットを陸場に設置昼に点灯(28〜32度)をつくる。
* 水中ヒーターなどを使って、水温を23〜28度に保つ。
* 水質を保つために、エアレーションまたはろ過装置をセットする。
* 水深は甲羅の3倍くらい |
スッポンモドキ・コガシラスッポン |
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完全水棲ガメ、野生では河川や河口に棲んでいて、産卵期以外は陸に上がりません。よく泳ぐカメなので水のみで深い水深にして飼育。水槽を大きいものにかえるときは、ろ過装置やヒーターもパワーの強いものにする。
* 水槽に水を入れるとかなり重くなるので、置き場所に注意。
* ろ過装置を設置し、水がえは週1回、3分の1ずつが基本。
* 水中ヒーターを設置。1年中約25度を保つようにする。
* 砂利やシェルターはなくてもよいが、あるとカメが潜る。水草で水槽をレイアウトしてもいいです
* スッポンモドキは60cmくらいになり、ケージは120〜180cmの大水槽が必要になるため要注意。
コガシラスッポンなど 最大甲長 115cmになる・
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モンキヨコクビガメ・ジーベンロックナガクビガメ・カラーグールガメ・ウスグロハコヨコクビガメ・トゲスッポン・フロリダスッポン・マタマタ・ワニガメ・カミツキガメ |
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スッポンモドキと似た環境で飼育できるマタマタ、、ワニガメ、カミツキガメ、は、完全水棲ガメのセッテイングに、陸場を設ければよい。
各グッズ類の設定は、上述と同じでよい。 |