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どじょうは、古くから庶民にとって重要な食料であっただけでなく、その滑稽で愛嬌のある姿や、腸呼吸などの変わった習性から、いろいろな比喩や諺、伝説などとして数多く残されており、身近で親しみの深い魚であることが伺われます。
どじょうの語源 ドジョウは泥の中に生まれるので、泥生(ドロショウ)が転じてドジョウと呼ばれるようになった説と、ドジョウが土の中でも成長することから、土長(ドチョウ)が転じた説とがありますが、歴史的かなづかいが「どぢゃう」であることから、後者の説が有力ではないかと思います。 ドジョウの種類日本に生息するドジョウ類は現在、ドジョウ、シマドジョウ、スジシマドジョウ、ヤマトシマドジョウ、イシドジョウ、アジメドジョウ、アユモドキ、ホトケドジョウ、ナガレホトケドジョウ、エゾホトケドジョウ、フクドジョウなどに分類されていますが、今後さらに種類が増えると思われます。 ドジョウの体形ドジョウは泥や砂を掘るのに適した細長い体形をしています。こんな細長い体でも、胸びれ、腹びれ、背びれ、尻びれ、尾ひれの区別がはっきりしており、きちんと”魚”しています。 ドジョウの口ひげ ドジョウの棘(きょく)シマドジョウ属やアジメドジョウ、アユモドキには眼の下に棘を持っており、普段は眼の下の溝にしまわれていますが、何かに驚いたりするとピンと立ち上げ、防御に役立たせてるといわれています。 ドジョウの呼吸法ドジョウはエラ呼吸以外に腸呼吸や皮膚呼吸もする変わった魚です。腸呼吸とは水面で口から空気を吸い込み、腸を通ってガス交換を行い、肛門から排気するという呼吸法で、アユモドキやホトケドジョウ科を除いた全てのドジョウが行います。空気を吸い込むとき「チュッ」といった音がし、肛門から泡を出します。腸呼吸は水中の溶存酸素量が少なくなるほど頻繁に行われますが、このことが酸素消費量の多いドジョウを酸欠から救っているのであります。また、摂餌後にも行うことがありますが、これは消化の際に発生した腐敗ガスを排気するためです。ドジョウは空気中でも、体が濡れていれば長い間生きることができますが、これは腸呼吸しているからです。ドジョウは冬眠のため泥や砂にもぐっているときには皮膚でも呼吸します。 ドジョウの浮き袋底層生活を主とするドジョウ類は、浮き袋があまり発達しておらず、中層にとどまることが出来ずに、すぐ底に沈んでしまいます。それゆえ、泳ぐときは、沈まないよう忙しそうにひれを動かします。しかし、ドジョウ類でも、アユモドキとホトケドジョウ属は浮き袋が比較的発達しており、普通の魚同様、中層を泳ぐことができます。 ドジョウの繁殖産卵期は春から夏にかけてですが、アジメドジョウのみは晩秋から初冬にかけて行われます。オスがメスの体に巻き付き交接するそうですが、水槽内では自然繁殖しにくく、人工授精を行うのが一般的です。 どじょうは肛門からガスを出す?どじょうを飼っている人の中には気づいた人もいると思いますが、,実はどじょうは「ガス」だします。まさか、魚がガスを出すなんて!と思われる方が大半だと思います。でも、それが実際にするんですね, (腸呼吸とは水面で口から空気を吸い込み、腸を通ってガス交換を行い、肛門から排気するという呼吸法で)、アユモドキやホトケドジョウ科を除いた全てのドジョウが行います。空気を吸い込むとき「チュッ」といった音がし、肛門から泡を出します。腸呼吸は水中の溶存酸素量が少なくなるほど頻繁に行われますが、このことが酸素消費量の多いドジョウを酸欠から救っているのであります。また、摂餌後にも行うことがありますが、これは消化の際に発生した腐敗ガスを排気するためです。ドジョウは空気中でも、体が濡れていれば長い間生きることができますが、これは腸呼吸しているからです。ドジョウは冬眠のため泥や砂にもぐっているときには皮膚でも呼吸します。だから、あまり動物性のえさばかりやると、腸で詰まって、超呼吸が出来なくなり、これまた寿命を縮めることになるのでえさのやりすぎには注意しましょう。 どじょうを飼う(もしくは養殖する)ときは、逃げ出さないようにする為にといって、水面に網をかけてあがって来れなくすると死んでしまうので、注意してください。と、えさを食べた後などによくおガスをするようです。 どじょうの病気
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