どじょうを見たことありますか。 昔は----そう! 今から 数十年前は、田んぼとその周りの用水路にたくさんいましたよ、 今は、まだ、 田んぼはありますが、用水路はコンクリートで囲われ、とてもどじょうの住める 状態ではなく、年々、少なくなっていています! 子供たちは、パソコンゲームで遊ぶことが多くなり、田んぼで遊ぶ子供が少なくなりました。 コンクリート化されていない、ある田んぼには、まだ生息しています。どじょうは、見たことはあっても、詳しくは知らない…って人が大半だと思いますので、簡単に説明していきましょう。 私の飼っているどじょうは、湘南の田んぼで取れたどじょうで、ドジョウ類の中でマドジョウといい、一番大きくなるらしいです。中には体長20センチ、体重100グラムにもなる、どじょうがいる、とのことですが、 でも、成長したどじょうは体長が10〜15センチくらいかな。 詳しく体を見ていきましょう。 ドジョウ類は口の周りにひげが対をなして生えています。ドジョウの種類により本数が異なり、ドジョウは10本でホトケドジョウ属は8本、その他は6本であります。口ひげや口の周りには、神経細胞が集まってできた味蕾という味覚器官があり、これによりにおいや味を感じています。 確かに金魚の餌を入れたら、しばらくして口ひげをひくひくさせてやってくる。そのため、コイやフナとは外見がかなり異なっているが、形態学的に類似する点が多く、ドジョウ類をドジョウ亜科として なんとコイ科の中に所属させている学者が多いそうだ。 ドジョウ類は全て地球上で最もはんえいしている硬骨魚類(こうこつぎょるい)にふくまれ,またコイの特徴を多くもちあわせているので「硬骨魚綱コイ目ドジョウ科」の淡水魚(たんすいぎょ)に分類されています。 ◆この「ドジョウ類」は口ひげの数や体の色,はんもん,うろこの構造,ひれの形の違い,側線,目の下のトゲ,胸びれの骨質板などがあるかないか,呼吸法や食性,卵の大きさなどの違いによって,大きくは @「シマドジョウ亜科」 A「アユモドキ亜科」 B「フクドジョウ亜科」 の三亜科に分けられているそうです。 さらに,このシマドジョウ亜科は14属以上,アユモドキ亜科は4属,フクドジョウ亜科は2属以上に分類することができるそうです。 シマドジョウ亜科 ドジョウ属――ドジョウ、カラドジョウ、ヨーロッパドジョウ シマドジョウ属――シマドジョウ、スジシマドジョウ、ヤマトシマドジョウ、イシドジョウ、 ヨーロッパシマドジョウ(タイリクシマドジョウ) アジメドジョウ属――アジメドジョウ、ヨコジマドジョウ、ハナジロドジョウ パンギオ属――クーリー・ローチ、ブラック・クーリーローチ、ジャイアント・クーリーローチ、 パンギオ・シェルフォルディー アカンソフタルムス属 アユモドキ亜科 アユモドキ属――アユモドキ ボティア属――クラウン・ローチ、スカンク・ボティア、レッドフィン・ボティア、 イエローフィン・ボティア、タイガー・ボティア、ボティア・ダリオ、パキスタン・ローチ、 ボティア・ストリアータ、ボティア・ロブスタ、ボティア・ヒストリオニカ、ドワーフ・ボティア シナボティア属 レプトボティア属 フクドジョウ亜科 ホトケドジョウ属――ホトケドジョウ、ナガレホトケドジョウ、エゾホトケドジョウ、ヒメドジョウ があるそうです。 |
||||||||||||||||
|
||||||||||||||||