どじょうの餌 どじょうには、めだか、川魚のえさ(タナゴ、フナ、ドジョウ(沈降性))、パンくず、餌をあげます。どじょうは口が小さいので金魚の餌では大きすぎて食べられません。また 浮上性が多いためなかなか食べれません、どじょうの口は下向きについていているので、沈降性の餌をあげます。 餌やりの回数は、1日1回か2回で十分です。1日3回は多すぎます。たくさんの餌をあげ過ぎると太りすぎ死んでしまうこともあります 水槽 水作りは大切です。金魚の水作りと同じと考えてください。底には海岸の砂などの粒子の少々大き目の砂、水質を汚さないための砂を3〜5cm入れるとよいです。どじょうは、砂に潜る習性があります。水が濁って来ると、どじょうは盛んに水面に出てきて空気を吸うようになります。水が汚れないように、水を常に循環させ、微生物ろ過を行います。 水は常にきれいにしておきます。 大事なことは、一番最初に塩素が抜けたきれいな水を用意することです。水道水を汲んで1日〜2日おいておけば塩素は抜けます。ここに微生物を入れて、どじょうを入れてあげます。水があまりにも汚れて、臭くなったところに微生物を入れても、腐敗を起こす他の微生物が先に繁殖していてよい結果にはならないようです。 水の表面が空気に接するだけで酸素は十分に供給されているようです。エアーポンプ(水作、ロングストーン)などで水槽に酸素を取り入れておくとよいでしょう。 どじょうの3種類の呼吸 どじょうは、えら呼吸、腸呼吸、皮膚呼吸の3種類の呼吸をします。日頃はえら呼吸をしています。 水が汚れて水の中の酸素が足りなくなってくると、たくさん空気を吸うようになります。ずっと眺めていると、元気に泳ぎ回っているどじょうほど、たくさん腸呼吸をするように見えます。1日ずっと砂から顔を出しているだけで、腸呼吸をしないどじょうもいます。 また、どじょうは、皮膚呼吸も出来て、水の外に出てしまってもしばらく生きています。 水槽には蓋が必要 水槽には蓋が必要です。蓋をしていないと、元気のいいどじょうは飛び出してしまいます。狭い隙間からも飛び出すので、どじょうの体よりも小さな穴の開いている蓋が必要です。密閉すると酸素が供給されず死んでしまいますので気をつけてください。どじょうは腸呼吸もするので水面に蓋が接するのもよくありません。 水槽の縁に沿って泳いで来て、そのまま元気よく飛び出していきます。最初の頃、どうやって飛び出して来るのか気が付かず、何匹か飛び出して死んでしまいました。 どじょうの隠れ場所 どじょうは狭いところに隠れていると安心するようです。土管の中とか、砂の中とか、狭い隙間とかが好きのようです。そのような場所があると何匹もちょっとした隙間に何匹も集まってきて固まります。
金魚と一緒に飼ってみるどじょうだけ飼っていると水槽の見た目が華やかではないので、金魚と一緒に飼ってやると面白いです。金魚は、水槽の中層から上層を泳いでいますが、どじょうは、下層にいて、砂の中にに隠れたりしていますから楽しみが増えます。 |
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