「湘南の里山」で始まる、二十一世紀の人と自然の物語 いまや“ふるさと”の代名詞になった「里山」という言葉を、県内では初めて園名に織り込んだのが茅ケ崎里山公園です。21世紀を迎えた最初の秋、21番目の県立公園として産声をあげました。
茅ヶ崎市北部から藤沢市西北部にかけての一帯にはたくさんの谷戸が存在し、かつては「九十九谷戸」と呼ばれていました。
公園内にある「柳谷(やなぎやと)」もその一つで、谷戸田や畑、雑木林からなる里山の風景が広がっていました。
この「里山」の名が織り込まれた茅ケ崎里山公園の名称は、たくさんの名称案の中から選ばれました。
多くの方の思いが込められています。公園のある茅ヶ崎市は、海の印象が強い町です。ところが北部には、今も田んぼのまわりを雑木林が囲む、典型的な里山の風景が広がっています。その一角に位置する茅ケ崎里山公園は、今では貴重になった里山の環境を次世代へと引き継ぐことや、レクリエーションの場として活用すること、さらに広域防災拠点としても機能することなどを目的として計画されました。平成十三年、一部が開園し、地権者の方々や、ボランティア団体の協力のもとで、公
園としての歴史を刻み始めました。
「里山」は、昔の人たちが生活をするために林を利用した結果、さまざまな生き物が生息するようになった場所であり、人と自然との共生を語る上で注目を集めています。里山ならではの水田のある「谷の村」、農作業が体験できる「畑の村」、果樹が彩りを添える「丘の村」などがあります。里山ならではの豊かな自然とともに、里山文化を体験できる公園として、皆さんをお迎えします。
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<交通>
● JR茅ヶ崎駅北口から文教大学行きバス「芹沢入口」下車・徒歩3分
(円蔵・寒川経由の場合は「文教大学」下車
● 小田急・相鉄・横浜市営地下鉄湘南台駅西口から文教大学行きバス「芹沢入口」下車・徒歩5分 |
<所在地>
神奈川県茅ヶ崎市芹沢1030
<お問い合わせ>
●茅ヶ崎里山公園管理事務所 TEL.0467-50-6058
県立茅ヶ崎里山公園 ホームページ
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