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カメのくらし |
カメのしゅるい
丸くてかたいこうらがとくちょうのカメ。みじかなカメたちをしょうかいします。 |
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クサガメ
あたまののもようがとくちょうです。身をまもるために、足のつけねからくさいにおいをだすので、このなまえがついています。 |
すみかによって、こうらのかたちがちがう
かめには、川や池など水の近くでせいかつし水のなかでも、りくにもあがるヌマガメ。
しんりんなどのりくでせいかつするリクガメ。
海でくらす海ガメがいます。
それぞれの生活にあった体ではったつしてきました。ただし、どのカメも、りくでたまごをうみます。 |
すむばしょによって、あしのかたちやこうらのかたちがちがいます。 |
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ヌマガメ、ウミガメ
水のなかでおよぐにべんりなゆびのあいだに、水かきがついています。
ヌマガメやウミガメのこうらは、およぎやすいようにこうらがひくいです。
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リクガメ
りくにすむカメのあしは、重い体をしっかりとささえるため、がっしりとふと
くなっています。
こうらはおわんのようにもりあがっています。また、てきにはかまれないように高いのです。 |
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イシガメ
日本だけにいるヌマガメで、きれいな池や川などにすんでいます。さいきんはかずがへってしまい、あまり見られなくなっています。 |
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ミシシッピーアカミミガメ
あたまに赤いもようがある、アメリカのカメです。子ガメのことをミドリガメとよんでいます。ペットだったもの池などにすてられて、とても数がふえてきました。
ミドリガメともいう
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ヒョウモンガメ
こうらにヒョウのようなもようがある、アフリカのリクガメで、ペットとして店で売られています。アフリカではそうげんでくらしています。 |
体がおもたいカメは、ゆっくりあるくのんきもの、毎日なにをしているのでしょう?
日なたぼっこがすきなカメにとって日なたぼっこはとても大切です。たいようの光にあたると、
こうらがじょうぶになり、体もせいけつになります。 |
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うごきのおそいものをたべる
カメのすんでいるばしょによってたべるものがちがいます。ぬまや川、池などでくらすカメのなかまは雑食性といって、どじょう、メダカ、小魚、
ミミズ、こんちゅう、かいるい、しょくもつ、くだものなど、いろいろなものをたべます。
小さいさかなをたべるかめ、うごきの早いいきものはつかまえられず、弱ったさかなやしんださかな、小さな虫、ザリガニなどをたべます。はなと、くちばしという上下のかたいあごでくいちぎります。 |
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さむい冬はとうんみん
冬が近ずき、きおんが20どいかになるとエサをあまりたべなくなり、10どいかになると池や川のそこのふかいところにもぐりこんでとうみんします。
はいとひふでこきゅうし、夏にたくわえておいたえいようで、食べずにいられます。 |
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水の中にも入る
およぐミシシッピーアカミミガメ。ヌマガメは、水中を泳ぎやすいように、ゆびの間に小さな水かきがあります。泳がないリクガメには、この水かきはありません。 |
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あなをほって、たまごをうむ
クサガメは秋にこうびをして、春にたまごをうみます。たまごは2ヶ月くらいでかえります。赤ちゃんガメは、だれにも教えてもらわなくてもちゃんと川に帰っていきます。 |
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クサガメのたんじょう
赤ちゃんガメがうまれました。口先に、小さなとげがあって、それをつかって土をほり、地上にでていきます。 |
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こうらのひみつ
こうらのおかげで、てきからのがれることができます。こうらをじっくり見てみましょう。
こうらのなかにはいる、リクガメ。きけんを感じると、すっぽりとかくれていまいます。
身をまもるために、こうらの中にはいる。
首のちじめかた
こうらの中で、くびはどうなっているのでしょう。クサガメやイシガメなど日本のカメは、
首をS字がたにまげて、ちぢめています。
カメのこうら
かめがおおきくなるとこうらも大きくなります。
少し大きくて、あたらしいこうらがしたからでてきます。うえのほうの古いこうらが、はがれ
おちるカメもいます。こうして、こうらも体にあわせて少しずつ大きくなっていくのです。
よくみると、木のねんりんのようなしわがあります。これは、こうらがせいちょうしたときにできるので、だいたいの年がわかるともいわれています。
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